2024/10/04(金)
バネ指に関するお話
カテゴリー:院長ブログ
さて、あなたはバネ指に関してどういう認識をお持ちでしょうか?
おそらく、仕事などで手を使いすぎているからスジに炎症が起きたぐらいの認識ではないでしょうか。
実際、整形外科や接骨院に行っても、あー、これは使い過ぎによって腱鞘が厚くなって引っ掛かりを起こしてしまって
炎症を起こしていますね。くらいの説明で、施術としては指や指の根本、よく診てくれる先生でも手首くらいまで
じゃないでしょうか。軽症のものはこれくらいの施術でも一時的には改善は可能ですが、筋膜的に言うと
スーパーフィシャルフロントアームラインという筋膜ラインを全体的に緩めなければなりません。
一番大事になってくるのがお腹にある筋肉になります。
まずここを緩めなければなりません。ではなぜこの筋膜ラインが緊張してしまうのか?ということですが、
実は身体の使い過ぎではなくて、心の使い過ぎ(ストレス)により体の詰まりを生じさせ、巻肩が作られ腕内側全体の
緊張を生み、その緊張が末端である指の引っ掛かりとして現れているということです。
ですので根本改善を目指すのであれば身体全体からのアプローチが不可欠となります。
なぜなら、バネ指を引き起こしている方は、頻繁にぎっくり腰を起こしたり、寝違いを起こしたり、常に肩が凝っていたり
常に腰痛があるような方が多くいらっしゃるので、このような症状がない方も、(たかが指)などと思わず
早めに施術を受けられることをオススメします。